2017年08月19日

模型のメディア論  松井広志



この本は「模型メディアの論」ではなく「模型のメディア論」です。所謂模型メディアという雑誌、SNSの論評ではなく「モノがメディアになる」という本です。
 模型は「モノ」である模型と人との関係と、模型を通して何か別の存在にも思いを馳せるという事から、「モノ」と「メディア」論を展開しています。第一部は模型のメディアとしての分析を歴史に沿って行い、第二部では現在の模型の分析で、第二部に繋がる理論も少し展開されています。第三部では理論が展開され、記号論や社会学やメディア論をいくつか紹介しながら分析を加えています。
 模型ファンが読む場合、人を選びますが最初の5ページ位で、「この本があなたを呼んでいる」かどうかは分かると思います。書店で見かけられたら是非冒頭を読んでみて下さい。
 メディア論として模型を取り上げるという手法を私は少なくとも聞いた事が無いので非常に野心的な試みだと思いました。また中盤から「集合的記憶」というキーワードをメインに説が展開されます。これは非常に説得力のある説で、メディアの定義としても非常に面白かったです。
 私の社会学の知識は大学一般教養レベルなので、突っ込んだところは理解できない部分もあったのですが、まずまず理解できました。なお第三部の理論の冒頭は社会学や記号論の入門知識が無いとちょっと厳しい箇所かもしれません。一つ試しに・・・「文化は記号である」(記号は文化であるではなく)という命題を聞いた事があるなら、概ね大丈夫だと思います。
 この模型のメディア論から展開できそうな話として、押井守的な意味合いでの「虚構と現実」への展開がありそうです。虚構である「ガンダム」と実物がある「カウンタック」や「タイガー戦車」は果たして違うのか、特に模型として成立させたときにどう違うのか?というものがあります。これは実は前述の「集合的記憶」の説からは読み解けそうな話でもあります。
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2017年08月18日

1/700 海上自衛隊護衛艦「しらね」完成

護衛艦としてはほぼ最終の姿の「しらね」です。長らく各護衛艦隊の旗艦を務めていたタイプのDDHです。少し前にケーブルテレビで「沈黙の艦隊」のアニメを見たのですがこの「しらね」と同タイプの「くらま」が活躍していて時代を感じました。
 ピットロードから比較的最近出たキットで、



新着艦標識の状態の「しらね」を制作できるようになっています。専用のエッチングパーツと汎用の海上自衛隊用の手すりのエッチングを使用しています。
 塗装はクレオスの海上自衛隊用のカラーを使用しています。ホイップアンテナはナイロン線です。

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2017年08月17日

1/700 海上自衛隊護衛艦「しらね」6

細部のアンテナなどを取り付けました。
あともうちょっとですね
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2017年08月15日

1/700 海上自衛隊護衛艦「しらね」5

 舷側塗装を終わって、デカールを貼ります。「はるな」「しらね」型で新着艦標識の艦を作るのは初めてなのでかなり新鮮です。
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2017年08月10日

1/700 海上自衛隊護衛艦「しらね」4

 甲板の塗装を完了してマスキングしてから舷側の塗装へ移ります。
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