今月号のモデルグラフィックスに富野監督の∀ガンダムの造形に関するインタビューが載っていました。基本的に
マスターグレードのターンエーガンダムの発売に合わせてのインタビューだったのですが、∀ガンダムのデザインについて大変興味深い事を仰っていました。かいつまんで言うと
「シド・ミードの∀ガンダムのデザインはインダストリアル(工業)デザインで、キャラクターデザインではない」
という事です。この記事を読んだ時に真っ先に思い出したのが、機動警察パトレイバーの主役メカ?のAV-98式「イングラム」をはじめとする押井監督の出渕さんバッシングとその後の「ラーゼフォン 多元変奏曲 初回限定版」(出渕さん監督)
のライナーノーツでの「歴史的和解」(?)の押井vs出渕の対談の中でのイングラムのデザインについての話です。
これもかいつまんで言いますと押井さんの出渕さん評というのは
「ぶっちゃん(出渕さん)は、メカニックをキャラクターにした男だ」
「メカニックというのは、自立した瞬間から別世界になる」
押井さんはパトレイバーを「ギミック」にしたかった(押井さんのパトレイバーのデザインは所謂「ポンコツロボ」なんですね(笑))ようですが、98式AVイングラムはそのスタイリッシュなデザインでキャラクター性を持ったという事です。この部分を少し転載されているサイトがありました
ttp://www.kyo-kan.net/oshii-ig/report/20030925.html
押井さんも「出渕デザインのイングラム」が無ければパトレイバー劇場版は無く、今の押井さんは無いという事を言っておられますね・・・。
先日のアニメギガでの出渕さんの「パトレイバーに関しては(押井さんは)基本勘違い」というぶっちゃけトークは
ついでに押井さんのトークは
押井さんの出渕バッシングはモデルグラフィックスの連載されていた押井さん著の「メカフィリア」
で行われていたのですが、これが単行本になったときの後書きはなんと出渕さんが書いています(笑)。
メカフィリアの連載が終わった時の押井さんの換装は
「ぶっちゃんへの愛が分かった」
だそうです(笑)、「愛憎劇」とは良く言ったものです(爆)
ちょっと脱線しましたが・・・・・・、今月の富野さんの
「シド・ミードの∀ガンダムのデザインはインダストリアル(工業)デザインで、キャラクターデザインではない」
の言葉は、パトレイバーの出渕イングラムと押井監督の愛憎も考えるとなかなか面白いです。
2007年08月28日
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